NPO法人東海技術交流センターの設立10周年を記念した日中友好交流推進懇談会が11月10日、名古屋市中区のホテルで開かれ、約150人が参加した。
元駐中国大使で、公益社団法人日本中国友好協会会長丹羽宇一郎氏が記念講演した。日中の経済データを示しながら、経済成長率の鈍化を根拠に中国経済の悲観論があることを疑問視。「高度成長期の日本も成長率は上下した。経済の動きを短期的に見るのは誤り」と述べた。
日本製品が世界の信頼を得ているのは教育の水準の高さだと指摘。今後、日本の人口が減ることも見据え、「教育が国づくりの基本。人の頭脳への投資をおろそかにしてはならない」と語った。
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